そうだったのか!日本酒【深堀り広報】#004

文責:加東市観光協会 西山

様々な情報を発信する「広報かとう」。

毎月15,600部が発行されている。毎月楽しみに読んでいるのは私だけではないでしょう。なかなか読む時間がないという御仁にはパソコンやスマートフォンでも読めるようになっている。地域の図書館ではバックナンバーも置いてある。

かとうトリビューンでは、毎月の広報かとうから私の独断と偏見で気になる記事を「深堀り広報」としてお届けします。どうぞ、お楽しみに。

【特集】そうだったのか!日本酒

広報かとう2025年1月号より

令和6年12月5日、日本酒や焼酎と言った日本の『伝統的酒造り』がユネスコ無形文化遺産に登録され、日頃からお酒を飲んでいる人もそうでない人も、『日本酒』に対して興味が湧いているのではないでしょうか!

そこで今回、日本酒がどのようにして造られているのかなどをご紹介します!

兵庫県は日本酒生産量全国トップ

全国で造られた日本酒の量 318,254kL
1.兵庫県 90.276kL
2.京都府 50.866kL
3.新潟県 28.727kL
(令和4酒造年度:R4.7~R5.6)

兵庫県内には、神戸市・西宮市にある「西郷」、「御影郷」、「魚崎郷」、「西宮郷」、「今津郷」の5つを指す日本を代表する酒どころ『灘五郷』や、「清酒発祥の地」と言われている伊丹市、酒米の王者「山田錦」の一大産地の播磨地域など、特色ある地域が多くあります。

日本酒の造り方―並行複発酵

(「兵庫県酒造組合連合会」公式サイト)

・糖化(麹を使ってデンプンを糖に分解する)

・発酵(酵母の働きで糖をアルコールに分解する)

⇒ 一つのタンクの中で同時並行して進行させる発酵方法

■日本酒の種類

(「兵庫県酒造組合連合会」公式サイト)

■醸造アルコール

日本酒の製造方法「並行複発酵」そのままの日本酒は『純米酒』となりますが、サトウキビやトウモロコシから作られた「醸造アルコール」を添加すると、『本醸造酒』、『吟醸酒』になります。

「醸造アルコール」を添加することによって、すっきりとした味わいにしたり、香りをより引き出したりするなどの役割を果たしてくれます。

■精米歩合

玄米から表層部分を削り、残った米の割合を%で表したものを「精米歩合」といいます。

米の表層部分には、たんぱく質や脂質、でんぷんなどの栄養素があり、日本酒をつくるうえでは重要な栄養素です。しかし、これらの栄養素が多すぎると、雑味となり、お酒の香りが消されてしまう原因となります。これを解消するため、米の表層部を磨き、必要のない部分を取り除きます。

精米歩合が高い(%の数値が低い)と、時間をかけて磨かれたお米が使われた証拠、つまり、ぜいたくな日本酒ということになります。

播州平野は、酒米の王様「山田錦」発祥の地です。山田錦は、大正12年(1923年)に加東市で誕生しました。

酒米の特徴は、①大粒である、②米の中心に心白(しんぱく)がある、③タンパク質が少ないことです。山田錦は、これらの特徴をすべて持っていることから「酒米の王様」と呼ばれています。

加東市の土壌と気候は山田錦に最も適しており、「酒米買うなら土地を買え」と言われる由縁なのです。

■お猪口の二重丸は何のため?

お猪口の底にある二重丸の模様は、実はただの模様ではなく、実用性のあるものです。
これは主に利き酒をする場合に利用されるものとなっています。

二重丸の書かれているお猪口にお酒を注ぐことによって、そのお酒の「透明度」が分かるようになります。

利き酒をする時、この透明度は大きな基準の1つとなるため、それを分かりやすくするために二重丸が必要になるのです。

■和らぎ水で上手に酔いましょう

「和らぎ水」(やわらぎみず)とは、日本酒を飲みながら飲む水のこと。合間に水を飲めば、気分すっきり、深酔いしません。酔いを和らげる水です。

■造り酒屋の軒先にある杉玉は何?

酒林(さかばやし)とも言う。「今年も新酒ができましたよ」という目印。

吊されたばかりの杉玉は青々としていますが、酒の熟成が進む頃には、穂先が枯れて次第に茶色くなります。

今日では、酒屋の看板のように受け取られがちですが、元々は酒の神様に感謝を捧げるものであったということです。

ちなみに、鏡開きなどお祝いの席でよく見かける樽酒。

この樽も、実はほとんどが杉で作られているそうです。

■はりま一合一会「第14回新酒の会」

~搾りたての新酒を飲み比べ~

兵庫県産の山田錦のみを使用した「はりまの酒」。秋に獲れた新米で仕込んだ各蔵自慢の新酒が出来上がりました。

また、播磨の名産「牡蠣」や「穴子」「姫路おでん」など、うまい新酒にぴったりのこだわりの酒肴が取り揃えてあります。

どうぞ、お出かけください。

■筆者が独断で選ぶおいしいお酒ベスト3

【第3位】白鶴酒造株式会社「まる」

私の毎月の小遣いからは晩酌にもってこいの手頃な価格で
おいしくいただけます。

【第2位】神結酒造株式会社「純米大吟醸 神結」

うれしいことがあったとき、お使いものにするときにはこれ。
ちょっと贅沢な一品は地元の日本酒を。
【第1位】株式会社本田商店「龍力 純米大吟醸 秋津」


私の口には、まだ数回しか通ったことがない銘酒。
その飲み口は、まるでワインのようでした。
最後の晩餐には、もう一度飲みたい一品です。


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引用:加東市「広報かとう2025年1月号」より

加東市「広報かとう2025年1月号」ダウンロードページ

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