その昔、この地は「針磨鴨国(はりまかものくに)」と呼ばれていました。
奈良時代、大化の改新後、播磨国賀毛郡(賀茂郡)が賀西郡、賀東郡に分かれ、やがて、加東郡から小野町が市制施行し離脱。社町、滝野町、東条町が合併し加東市が生まれました。
そして、令和8年3月20日に加東市は誕生20年の節目を迎えます。

市内に点在する銅像やモニュメント。
特定の人物や出来事を後世に伝え、記憶に留めるための「記念碑」としての役割が大きいようです。
しかし、流れゆく歳月の中で人の記憶も薄れてしまい、「あの銅像は誰?」「あのモニュメントは何のため?」となってしまうことが多くあります。
加東市誕生20周年にちなみ、市内にある銅像、モニュメントを探してみました。
【ロデオ像】

JR加古川線滝野駅前の道路をホリスター通りと名付けられています。
合併前の滝野町とアメリカカリフォルニア州のホリスター市が姉妹都市提携をしていたことから名付けられたものです。
ホリスター市はサンフランシスコの南東約160キロメートルにあります。平成元年(1989年)11月3日(今から37年前)に滝野町と姉妹都市提携をしました。



平成9年(1997年)5月10日発行の「広報たきの」によると
ホリスター通りは、県道西脇三田線(旧国道175号)と滝野駅を結ぶ、延長178メートル、幅員16メートルの二車線道路。歩道には、ハナミズキとツツジが植えられています。
また、県道との交差点の北側にホリスター公園を設けているほか、公園との反対側の歩道には記念プレートを設置し、通りと公園をあわせて国際姉妹都市提携のメモリアルゾーンとなっています。
公園は、面積141平方メートルの全てがレンガブロック状の舗装(インターロッキング舗装)でおおわれ、その中央部にはロディオ風景を造形した高さ2.9メートル(台座30センチ)の記念モニュメントを設置しています。


ホリスター公園にあるロデオ像銘板
ロデオはカウボーイたちが牛追いや乗馬などで、互いの腕前を競い合ったことに由来し、現在では牛や馬を使った曲芸披露のスポーツとして広くアメリカで行われています。
姉妹都市のカリフォルニア州ホリスター市でも秋の祭典などで、競技・ショーとしてロデオが開催されています。
このロデオ象は、ホリスター市姉妹都市親善委員会から送られた置物をもとに製作したものです。
1997年3月




市内の銅像やモニュメントは、設置された当時の人々や制作者、寄付者などの思いを大切にしながら、まちの将来や平和な願いを込めて、市民の皆さんに親しまれるパブリックアートとして、市の象徴や風景の一つとして、末長く愛されることを祈ります。

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