加東市は、日本一読書家が多い…!?【深掘り広報】#008

文責・出演:加東市観光協会 西山

様々な情報を発信する「広報かとう」。

毎月15,600部が発行されている。毎月楽しみに読んでいるのは私だけではないでしょう。なかなか読む時間がないという御仁にはパソコンやスマートフォンでも読めるようになっている。地域の図書館ではバックナンバーも置いてある。

かとうトリビューンでは、毎月の広報かとうから私の独断と偏見で気になる記事を「深堀り広報」としてお届けします。どうぞ、お楽しみに。

おかげさまで、
19年連続、貸出密度日本一!


市立図書館では、市民一人当たりの年間貸出冊数が、人口規模別(3万人以上4万人未満)で日本一でした。

(『日本の図書館2024(令和5年度市実績)』より)

広報かとう2025年7月号より


【「貸出密度」って何?】(骨密度は知っとーけど)

市民一人当たりの年間貸出冊数を数値化したもので「年間個人貸出点数÷人口」。
簡単に言うと、赤ちゃんからお年寄りまで一人当たり、年間、何冊借りているか。

中央図書館

【19年間も連続で日本一 なんでなん?】(筆者考察)

1.身近な図書館

加東市内には3館の図書館があり、大変、身近な存在となっている。蔵書は一括管理されており、どこの図書館でも貸出状況が瞬時にわかる。別の図書館に希望する図書があれば、配送車が巡回して希望の図書館に持って来てもらえる。もちろん、1枚の図書カードでどこの図書館でも利用できる。

2.声掛け図書館職員(司書)

図書館へ行って多くの蔵書から読みたい本を見つけるのは大変。タイトルがわかっていればそうでもないが、「こんな本ないかな」程度で行ったら図書館迷子になる。そんなとき、声をかけてくれるのが司書。笑顔で声掛けは有り難い。気軽に行ける図書館。加東市図書館のモットーであるそうだ。

3.予約やリクエストができる

市民の皆さんの「こんな本が読みたい」という要求に応えてくれる。昨年は約5万件の予約があった。そのほとんどが3館の蔵書の中から見つけ出してくれる。ない場合は全国の図書館のつながりから探し出してくれる。それでもない場合は新規購入もしてくれる。

4.レファレンス(調査相談)

レファレンスとは日本語で参考、参照という意味です。利用者の中には調べ物をするために図書館を訪れる人も少なくありません。日常の疑問の解明から、ビジネスに必要な統計・情報の調査まで、図書館の資料やデータを使って、司書が調べものや資料探しのお手伝いをしてくれる。こんなこともやっているんですよ。

滝野図書館

【ニコニコ顔とウロウロ歩き】

その昔、元図書館長がよく話されていました(今から30年ほど前のこと)。

図書館員が心がけるのは「ニコニコ顔とウロウロ歩き」。
図書館の檜舞台はカウンター。いつもニコニコしているのは意外に難しい。利用者の方の「見たい」「知りたい」「楽しみたい」の欲求をお手伝いする。それが叶えられたとき、皆さんの喜びが私たちの喜びになる。それが自然とニコニコ顔になるのです。

館内をウロウロ歩き回ることも大切なこと。利用者の方から質問でもあればこっちのもの。応えられても、られなくても。きっと、その方は図書館のファンになってくれる。今度来る時はお互いに気安く声掛けができるはずだから。

東条図書館

最近ではいわゆる「まちの本屋」が少なくなっています。採算がとれず廃業に追い込まれているそうです。読書離れが進む。ネットで本が買える。スマホで本が読める。そんな時代に、わざわざまちの本屋へ足を運ぶこともないということです。

でも、本屋、図書館に入ると何とも言えない「紙の匂い」を感じることはないでしょうか。司書の人がニコニコ、ウロウロしているのを心地良く感じるのは私だけでしょうか。図書館ぐらいです。今時タダで利用でき、いつも利用者のほうを向いてくれているのは。
ネットでは過去に閲覧した履歴からお薦め図書を紹介してくれますが、いくらAIが発達してもベテラン司書のあったかいお薦めの一冊にはかなわない。そんな空間に行ってみませんか。

クーラーも効いてますしね。


引用:加東市「広報かとう2025年7月号」より

加東市「広報かとう2025年7月号」ダウンロードページ

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