文責・出演:加東市観光協会 西山
様々な情報を発信する「広報かとう」。 毎月15,600部が発行されている。毎月楽しみに読んでいるのは私だけではないでしょう。なかなか読む時間がないという御仁にはパソコンやスマートフォンでも読めるようになっている。地域の図書館ではバックナンバーも置いてある。
かとうトリビューンでは、毎月の広報かとうから私の独断と偏見で気になる記事を「深堀り広報」としてお届けします。どうぞ、お楽しみに。
~かとう口耳苑~
広報かとう2025年12月号より
「ピリピリ降ってったな」
筆者はよく使う言葉です。しかしごく狭い地域の方言かもしれません。
「雨どれくらい降ってるの?」
「まだ、ピリピリや」
「ピリピリってどれくらい?」
「ピリピリ言うたらピリピリや」
◆神戸新聞には(2025年1月9日朝刊)
「兵庫県内の方言を調査している甲南大学の都染(つぞめ)名誉教授によると“雨がぴりぴり降る”は兵庫県内の広い地域で確認されており、北播磨や丹波地域とその周辺のみとみられていたが神戸市北区と西区、播磨町でも広く使われていることが判明。伊丹市の北西部でも確認できた」
【語源】(筆者:ご存じの方は教えてください)

「ちょっぴり」の「ぴり」である可能性が指摘されています。
また、降り始めの細い雨が皮膚や粘膜に刺さるように感じる刺激(ピリピリ)と打つ雨になぞらえて使用されているとも言われています。
【オノマトペ(擬音語)】

正確に言うと「ピリピリ」はオノマトぺ(擬音語)の方言です。 オノマトペには雨の表現が多くあります。
「ポツポツ」「パラパラ」「ポトポト」「ザーザー」「ジメジメ」「ビショビショ」などなど。
【俳句の季語】

「雨」は俳句の季語としても多く使われています。
「時雨(しぐれ)」降ったり止んだりする通り雨。冬の代表的な季語。
「氷雨(ひさめ)」冬の凍るように冷たい雨。
「寒九の雨(かんくのあめ)」寒の入りから1月14日に降る雨。
「雨氷(うひょう)」冷却された雨粒が地面や樹木に触れて透明になったもの。
「鬼洗い(おにあらい)」大晦日に降る雨。
「山茶花ちらし(さざんかちらし)」山茶花の花を散らして降る雨。
「ひさかたの、蛇の目もいらぬピリピリに せめて相合い 百石おどり」
(詠み人知らず)
【話のネタ!】 (筆者:よそで喋らないで!)

「村雨(むらさめ)」強く降って、村を出るとすぐ止む雨。
「庭雨(にわさめ)」強く降って、庭を出るとすぐ止む雨。
「じき雨(じきさめ)」強く降るしりから止む雨。
【かとう口耳苑】 ~番外編~
親子の会話
親「あんたの部屋、さんこやな。ごみほかし」
子「べっちょない、べっちょない」
親「その言い方、ごうわく」
子「掃除しぃーとみないもん」
親「ぎょうさんほったらかして、わやくちゃやで」
子「ほっといてえな」
ーEndー
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